フォニックスは、発音のルールの組み合わせで発音する

フォニックスの発音の基本は【アルファベットの読み方とフォニックスの発音は違う】のページで説明しました。
このフォニックスの発音をひとつずつ組み合わせると、単語になります。

例えば、[cat]。意味は、猫。カタカナ英語では、「キャット」と書き表しますね。
これを実際にフォニックスのルールに当てはめると下記のようになります。
Cは『ク』
Aは『ェア』
Tは『トゥ』

それぞれのアルファベットをフォニックス読みした音をつなげて発音するのが、フォニックスの発音のルールです。
つまり、『ク』『ェア』『トゥ』を続けて読んでみでください。「キャット」とは微妙にちがいますね。でも実は「ク ェア トゥ」の方が、本当の英語の発音に近いのです。(実際に発音する際は、「ク」にアクセントがつくので少し強い目に発音し、「トゥ」はほとんど聞こえないくらいに控えめに発音します。)

このように、フォニックスのルールがある程度身につくと、知らない単語でも発音の組み合わせで読めるようになるのがフォニックスの特徴です。なので、まずはアルファベットのフォニックス読みに慣れましょう。アルファベットをみるとつい「エィ、ビー、シー、ディー、・・・」と読みたくなりますが、『ェア、ブ、ク、ドゥ・・・』と読めるようになると単語の発音がどんどん楽になりますよ。

ただ、おなじスペルでもフォニックスのルールは一つではなく、また例外も多く存在するので残念ながらこれを覚えれば完璧にすべての単語が発音できるようになるというわけではないので、その点を留意しておく必要はあります。

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